▲これは遠くから見た図。
近くで見ると、まるで・・・!!
翌日で展示会が終了という会期末に、Human Image展を見に名古屋ボストン美術館まで行ってきました。
新発見というのはあるものですね。
まず写真みたいにそっくりな絵を描くリアリズムという主義ですが、村田はこれまで
あんまり興味わきませんでした。
写真で十分じゃないか、って思ってしまうからです。
でも、そうじゃないですね、キチンと描き手の意志が込められているなら、
絵は写真では表現できない『何か』を宿すということです。
それが何かとぐだぐだ説明するのは野暮なので控えますが、要は、
絵にはちゃんと「視点がある」ってことなんだ。
正直期待してなかった反面、その衝撃が大きかったと思う。
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ピカソの版画が一種目玉になっていて、それまで版を幾つも作らねばならなかったのを
1枚の版で印刷できるようにした「リダクション・カット」法についても詳しく説明されています。
等高線で版を作っていると思えばよろし。
しかしこれ、一度も失敗できなくて難度高いし、不可逆に版を弄ってしまうので
限られた枚数しか印刷できないというデメリットが大きいんじゃ・・・?
素人の私にはそう思えてしまうけれど。
ピカソともなると、もう作品のイメージが頭に出来上がっていて、それを作品に写しとって行く
だけなのでしょう。
だから、「余計な版を何枚も作るなんて面倒だ、止めちまおう」と。
「俺にはもっともっと掘りたい絵があるんだぜ!!」 こういうことなんだろうね。
少しだけど、「天才ってこういうことかな」って思えた。
是非行ってみてください・・・ 次があったら。
この日記で扱うネタは、いつだって賞味期限が切れています。
村田とKさんとで出張先からの帰り、神戸で神戸牛ステーキ食べて帰ることにしました。
休日出勤までした出張帰りだ、少しくらい良いことあっていいじゃないかと。
そして、会社から日当がビジネスホテル一泊分くらい出ますので、
カプセルホテル暮らしなら、日当はかなり+だ。
いやぁ、あの眠れない夜を我慢したご褒美だと思えば。
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▲こんな霜降る夜に☆
八坐和というお店に入って、「希少部位ステーキ」にしました。
一口食べてみて。 もうこれ、別次元の美味しさですね・・・
そこらのレストランで食べているのがポップミュージックだとして、これはこれで良いわけですが、
やっぱりオーケストラ聴いたら全然違うって思うでしょ。 そんな感じ。
肉全体から美味しさが溢れ出す、否、「ほとばしる」って感じですよ。
値段もそこそこしますけど(´;ω;`)
ちなみに、店内やたらプレミアムモルツの広告目立つなーと思っていたし、
掛かっている音楽も気にしてなかったのでKさんから言われて気づいたくらいなのだが、
店内「矢沢永吉」づくしです。
店の名前の読みも「やざわ」。 聞く所、店長が大ファンらしい・・・。
ちょっと関西の方に出張で来ています。
近くにビジネスホテルとか旅館が無い上、翌朝が早いということで、やむを得ず・・・
この方、カプセルホテルというのに初めて泊まってみました。
早い話が、蜂の巣。
二畳分くらいのスペースが個人の寝床で、スダレ一枚が廊下との間仕切りです。
▲因みに午前4:30撮影・・・´Д`
こんな感じで、何だ普通じゃんって思うかもしれないけれど。
共同の大浴場があって、狭いビジネスホテルの風呂より良くねぇ?と思うかもしれないけれど。
遊戯室みたいなのもあって、漫画も読み放題だったりするけれど。
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夜、うるせーの何のって!!
イビキがうるさい、とかなら、まだ許せるよ? しかし、
「ゲッホ!グェッホ!ガァーッハ!」咳する奴しかり、
ヴヴーッ・・・ → (一分後) → ヴヴーッ・・・ 携帯のバイブ音うるさい奴しかり。
極めつけは、各部屋(?)に非常ベルみたいなのが付いているんだけど、
ウウーーーーーーッ!!(警報音)
店員(ダッシュしてきて)「どうしましたッ?!」
客「すみませーん、間違えて押しちゃって・・・」
「・・・お前ら! いい加減にしろーーーッッ!!ρ(`Д´#)」
・・・と、毒づいていた村田でした。
夜、静かな寝床があるということの有難さを実感したよ・・・ うん。
中部地区に在住の村田ですが、学会のため泊まりがけで関東に来ています。
セッションを聞き終わり、部屋を出ようとしたら声をかけられた。
「おぉっ、見たことあると思ったらやっぱり村田君じゃないか!」
声を掛けてきたのはなんと、大学時代に同級生だったN君だったのだ。
彼はアカデミックな道に進んでいるので既に博士持ちの研究者であるが、
やっている研究が、あれれ・・・
▲♪繰り返す、ポリロガリズム♪
村田、なんの仕事してんだ?!
村田の今のお仕事と若干被ってるじゃんか!!
・・・ということがあった。
来年の学会では彼の『招待講演』があるというし、偉くなったもんだ。
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ただ久々に学会って参加したけど、いつの間にか何か研究らしい研究って減ったなあと感じた。
「○○の小型化」とか、「○○表示タイミングの最適化」とか、そんなの研究じゃないでしょ。
んなもん、どっかのいちメーカー企業に任せりゃいいじゃないか!
大学だって儲けなければいけないから、っていうのは分かる。 分かるけど・・・
大学って研究を売る所であって、国から金貰ってメーカーと張り合って、金儲けなんてしてちゃ
いけないと思うんです。
・・・と、村田が書くと文句ばかりの出張報告になりそうだな。
二人で一部出せば良いルールなので、出張報告書は一緒に行った後輩のTさんにお任せするか(`・ω・´)
愛機Pentax Q-7を持って、Eさんオススメのスポットである阿寺(あてら)の七滝を見に行きました。
ちょっと奥まったところにあるので、車停めて少し歩かないと行けませんが、気候もよくて問題なし。
何故か大学生(?)のメンツとも同行して歩くことになった。
▲流量は少なかったが
しかし・・・ 道を歩いていると、足元で「にょろにょろにょろにょろ」とうごめく何かが。
ご想像通り、マムシ(長い!)。 ほんとびっくりした。
しかも間の悪いことに、歩いて行った先で「マムシに注意!」の看板が。
「注意書きのタイミングが遅いわ!」
七滝と言いますが、七本分離して滝がある訳ではなくて、一つの滝が七段に
分かれているもののようです。
側面の岩肌を登って行って、近くまで行って写真撮ることもできるのですが、
遠方から撮った方が絵になったのでそちらを掲載しています。
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帰りは、鳳来館というカフェでご飯を食べてきました。
車のナビで適当に検索した結果出て行ったので、それほど有名な店だと思ってなかったん
ですが、実は結構有名店だったらしいです?
何でも、有形文化財に指定されているらしく、ああ確かにクラシカルモダンな
内装といい展示物と言い洒落た空気が漂ってるわ。
ハリセンボンの来店サイン色紙とかも置いてある。
スゴイね。 でもあくまでカフェなので、軽食のハヤシライス頂きましたけれど
「普通すぎ・・・」という感想しか持てませんでした
(コーヒーはきちんとサイフォンで淹れてくれて、とても美味しいですよ)。
村田残念な奴でしょうか・・・?
本日、本丸御殿の玄関・表書院が復元されたという名古屋城へ行ってきました。
復元というから、どんな感じなのかと思ってはいた。
元から良い物を復元してダメにするなんてよくあることでさ。 ほら。
あの、キリストの絵の復元をしたらムックみたいな感じになってたニュースもあったじゃない?
・・・スッゴイ小奇麗な感じになっとる。
写真とかも撮っていいし(ただしフラッシュはNG)、色鮮やかな各間を歩きまわって殿様気分も味わえる、と。
俺はオリジナルのものしか認めん!って方には不満なんだろうけど、村田はこういうのは良い試みだと思うんだ。
かつて徳川家の財力を見せつけるために作ったという、その建物の迫力を追体験しようって考え。
教科書で「こういう目的で作った」とだけ学んで終わり、みたいな現代の風潮の真逆向いていて、
とても好感が持てます。
村田は心から応援したいと思います。
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ちなみにこの日、Mr.↓YU↑というパフォーマー(大道芸)の方が構内でパフォーマンスしてて、
これが結構面白かった。
軽妙なトークもさることながら、ジャグリングのボビン回しとか、
「ルービックキューブ(客がグチャグチャにする)を、後ろ手で30秒で組み立てます!」とか・・・
通りすがりに眺めるだけのつもりが、感心して見てしまった。
ちなみに終了後、いくらでもいいのでカンパお願いします、という話をされるんだけど、
いいじゃないこういうの! と思って、カンパしてきました。
村田は、これが正しいエンタメのあり方だと信じるからです。
くどくど説明する気はないが、「続きは課金で!」なんてご時世に、「粋」を見た気がします。
前から気になっていた、「Gardians of Garaxy」を見に行ってきた。
無論、IMAX 3Dの高解像度+サラウンドサウンドで、だ!
ロックンローラー、ミュータント、怪力王、アライグマ、木人・・・
最初はいがみ合っていた奴らが、宇宙を守るために段々と心を通わせていく・・・
というお話なのですが、反論を恐れずに言えば、
▲アメコミ好きは必見です。
村田は・・・? 好きに決まってるだろ!
アメコミチックな「One Piece」といった所であろう!!
魅力は何と言っても「ロケット」なるアライグマのキャラ。
カワイイ成りで高火力、かつ、めちゃくちゃ口が悪い。 最高じゃないですか。
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そしてキャラを立てるのには、字幕訳している人の貢献が大きいね。
つくづく思った。
例えばロケット君が高火力武器を所持した瞬間、(村田の耳がおかしくなければ)
「Oh, yeah・・・」
としか言ってないはずなんだけど、
「たまんねぇぜ・・・」のイカした訳である!!
アメコミそのまま映画にした感じのこの疾走感、是非映画館で確認されたし。
・・・まあ、公開終わってるだろうけど(この日記のネタはいつだって賞味期限切れです)。
会社の食堂の自販機に、リゲインが置かれることになった。
カップ麺とかも置かれ、安心して残業して下さいということらしい。
さてリゲインと言えば、今の若い衆は知らないだろうが、時任三郎が歌う
「♪黄色と黒は勇気のしるし 24時間戦えますか?」
のソングで一世を風靡したCMがあったんだよ。
Eさんと休憩時間にその話題で盛り上がっていて、「今は3、4時間って言ってますよ?」と村田。
現代人の働き方に合わせて変えた、とネット上では書かれているが、Eさんと村田の共通意見は
▲ビジネスマン… ビジネスマン…
「いや3、4時間ならリゲイン無くても仕事出来るし!」
である。 我々のような世代からすれば、これでは逆の広告効果でしかない。
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「24時間、って言うと消費者庁や労働監督署からクレーム入るからじゃないの?」
切れ者Eさんのツッコミ。 ・・・あー、確かに!!
一番あり得て、これが一番しっくり来る理由である。
汚れが100%落ちるわけではないから、とか、水虫が100%治るわけではないから、とか、
指摘が入って、ちょっと汚れを残したCMが作られてたりするけど、
ホント くっだらない世の中になったね。
この風潮に逆行する「勇気」は、リゲインには無かったか・・・。