ちょっとした推理小説を、4コマ漫画でも読むかのように味わう――。 | ||||
ほう、読みやすさを売りにしつつも、謎解き要素も少し含まれるということか。 | ||||
簡単に説明すれば、こうだ。 | ||||
謎を解き明かすのは、安楽椅子探偵イッカクによる論理的考察か、 |
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例えば、写真から行方不明になった人の居所を霊視するとか、
そういった能力を持つ人間と、状況を分析して推理して
理詰めで詰めていく人間との対決ってことだな。 | ||||
うむ。 ハッキリ言ってしまうと、話自体は毎回ワンパターンだ。 | ||||
まあ、短編集だと当たり外れがあるのは仕方ないことだな。 | ||||
確かにな。 ただ、敢えてもう一つ惜しかった点も挙げておく。 | ||||
例えば、牛丼屋の店員ということで、数々のオーダーを同時にこなせる
異常な記憶力がある、とか良いかも知れませんね。 | ||||
うむ、但しオチの付け方がなかなか難しくなりそうだがな。 | ||||
うむッ!! | |||