安定と安息の退屈な人生と、変化に富んだ激動の人生・・・ | ||||
世界観が完成されている・・・ということは、ファンタジー小説ですか。 | ||||
うむ。 簡単に説明すれば、こうだ。 | ||||
一見、何の関わりもない二つの物語だが、両者に共通するものがあった。 |
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ううむ、片や平穏なファンタジー、片や情報戦の近未来SFという感じがするな。 | ||||
そう、この物語の最大の魅力はそこだ。 | ||||
確かに、「西の勇者が魔王を倒しに行く物語」「東の勇者も・・・物語」の二つの物語が収束しても
何の意外性もなさそうだものな。 | ||||
うむ。 そして、両断された二つの物語が交互に進んでダレたりしないのは、
先の読めなさ・読ませなさに秘密があると思う。 | ||||
前と後ろ、両方に扉があって・・・ A君とBさんがそれぞれを開けて奥に奥に進んでいったら・・・ | ||||
「大航海時代」、いい響きだ! まさに、この物語は言葉の大海原のクルージングだッ! 人類の叡智を、また一つ獲得したッ!! | ||||
うむッ!! | |||