― 雨の向こうに、真実がある ―
拙作の簡単な攻略記事です。
下に行くほど詳細ですが、ノベルの面白さは損なわれます。
ご自身の症状に合わせ、必要な所まで読んで頂くと良いと思います。


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【症状1】
 BAD ENDばかり
 行き着いてしまう

GOOD ENDを迎えようという気持ちが先行すると、これに陥る可能性が大です。
こうした方々は、 いかにも正しそうな(或いは、"間違っていそうにない") 選択肢だけを選択してしまいがちだからです。

『絶対にこれを選ぶのが正しい!』『これを選んだら即BAD ENDに違いない』 ・・・
といった先入観を持って臨んでいる限り、事件は永久に解決されない事を保証します。
特に、主人公(誠)は、どの選択肢を選んでももっともらしい事を言いますが、 それを単に鵜呑みにしていると泥沼にはまってしまうので注意が必要です。

むしろ、『BAD ENDならBAD ENDでいいや』『BAD ENDを揃えてからGOOD ENDを探そう』 といった気持ちで臨んで頂くと、割合すんなり解けてしまうと思います。
勿論、一部には選ばなくてはならない選択肢というのも存在しますが、 それは何度か読み進める内に自然と気付いていくものです。

初めの内は無理に解こうと気負わず、色々な選択肢を試してみて下さい。

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【症状2】
 どの選択肢でも同じ
 BAD ENDになる

例えば、犯人選択のシーンなどで『セーブ』し、

【 犯人選択 → BAD END → ロード → 犯人選択 → ・・・ 】

のループを繰り返しているパターンで、総当り式にGOOD ENDを迎えようとしている (そして失敗している)方が相当します。
こうした方々は、 まず拙作のルールを知って頂く必要があります

拙作では任意の場所でセーブが可能であるのに加え、各章にて自動的にセーブがなされ、 そのいずれの箇所からもロードして、 途中から読み始める事が可能です (タイトルの次の画面で、『挟んだ栞を辿る』、『各章の始めから』を選択)。

ここで注意して頂きたいのは、
「ロードというのは、そこまで読んだ過程を全て復旧させるという意味である」事です。
従って、良くも悪くも、 その位置までの選択肢は前回プレイ時のものを引き継ぎます
ここに、落とし穴があるわけです。
具体的に説明するため、下図をご覧下さい。

ご覧のように、第4章でGOOD ENDを迎えるのに、第2章で特定の選択肢を選んで おかねばならないとしましょう。
ところが、第2章では間違った選択肢を選んでしまい、結局第4章でBAD ENDを迎えてしまった、 とも仮定します(下図黒矢印)。
このとき、第3章からロードして再開してしまうと(下図赤矢印)、 第2章でのキーとなる選択肢は選ばれていない状態が再現されてしまう 訳ですから、第4章では再びBAD ENDを迎える事になり、第3章と第4章の間をループする 結果となってしまう、というわけです。

このことから分かるとおり、どうしても先に進まなければ、再度第1章からのプレイをお薦めします。

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【症状3】
 *番目のENDにだけ
 辿り着けない

以下、各ENDに関して、それを迎えるための指針を書きます。
あくまで指針ですので、 答えではありません

尚、書かれている順番は登場するENDの順番と同じになっています。
従って例えば、もし2回のプレイでBAD END4とBAD END5を見たとすると、 間のGOOD END1を見逃している、という結論になります。
下記を元に、選択肢の当たりをつけて下さい。

【BAD END1】 『?????』
難度「易」。初回は迎えられません。最も消極的な選択によって誰でも迎えられます。

【BAD END2】 『???????』
難度「易」。初回は迎えられません。探偵らしい選択によって誰でも迎えられます。

【BAD END3】 『??????…』
難度「易」。初回は迎えられません。BAD ENDになりそうな選択肢の典型で迎えます。

【BAD END4】 『??????』
難度「易」。誰かの部屋に行った際に、無茶をすると迎えます。

【GOOD END1】 『?????・???』
難度「中」。唯一の全員生存のGOOD END。
女子高生関連の選択肢を選びましょう。

【BAD END5】 『?????…』
難度「易」。再び雨の中へ戻ると迎えます。

【GOOD END2】 『????』
難度「やや難」。犯人指摘と、言動の矛盾の指摘が必要。
死体発見時の誠の発言内容と、犯人選択直前に誠が感じた「違和感」とを結びつけて考えてみて下さい。

【BAD END6】 『???????』
難度「易」。絶対BAD ENDになりそうで、やっぱりBAD ENDになるEND。

【BAD END7】 『???????』
難度「中」。一辺倒の推理ではここ止まりとなります。

【BAD END8】 『???????』
難度「易」。勇み足をすると迎えるEND。時には他の人の意見も聞きましょう。

【WORST END】 『???????』
難度「易」。ふざけたプレイのお約束としての結末を兼ねます。

【BEST END】 『HAPPY END』
難度「難」。建物一階の窓の異常、犯人の動機をどこかで知っておく必要があります。
必要なものは、あなた自身が選択肢に『違和感』を感じることと、全てを犠牲にする勇気です。

【BAD END9】 『????』
難度「難」。BEST ENDを迎えられる人は必ず迎えられます。

【BAD END10】 『???』
難度「難」。建物一階の窓の異常、犯人の動機を知っている状態で、間違った推理をします。

【GOOD END3】 『???????…』
難度「難」。建物一階の窓の異常、犯人の動機を知っている状態で、正しい推理をします。

【BAD END11】 『????…』
難度「易」。いわゆる、行き止まりというやつです。

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【症状4】
 事件の謎も犯人も
 見当がつかない

ネタバレしないぎりぎりの範囲で、主人公(誠)がそれに気付くための ヒントを差し上げておきます。
但し、謎が解けるENDの内でBEST ENDとGOOD END3は「窓の異常」、 「犯人の動機」二つを知っているべしという厳しい条件が付きますので、 ここではGOOD END2についての解説のみ示します
(上記二つのGOOD ENDは、ここで犯人が判ってから臨めば比較的早いです)。

まず拙作において、謎が解ける場合のキーパーソンは、
実は恵に他なりません
裏を返せば、忘れっぽくて頼りない誠だけでは、事件は解決できないという事です。

従って、(主に事件が起こってからの) 恵と話をする場面での選択肢の重要度は極めて高め と見て間違いなく、会話次第で思わぬ展開になる事もありえます。

特に、恵が自分から話し掛けてきたときの選択肢は全て試してみる くらいの気持ちでいいと思います。

こうして無事犯人選択に辿り着いた際は、犯人と、その言動の矛盾点を指摘する必要があります。
是非ご自身で考えて頂きたいのですが、どうしても分からなければ下記のように考えてみて下さい。

事件発生時、 『誠はどう言って事件を皆に知らせたのか』 を、真剣に考えてみて下さい。
犯人選択の直前に誠は何かしらの「違和感」を感じているはずですが、彼は 『その言葉が伝える内容』と、その後での『各人物の解釈(=言動に反映されている)』との 間のギャップに違和感を感じた のです。
勿論本Ver.では、選択肢直前で栞を挟んでそこから総当り式にプレイし直すという方法もありますが、 それでは、事件を解決したという実感が湧きませんよね?

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